​社長・川本元のがめ煮トーク 2022/1/12 更新
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昨年の東京オリンピックは緊急事態宣言の中での奇跡的な開催でしたが、日本選手の金メダルラッシュに沸いた一瞬の夏でした。年末からは欧米を中心にオミクロン株が流行し日本でも油断できない状況にあり不気味な感じがします。

私のライフワークとして20年くらい前より福岡の天神と博多駅の正月初売りのリサーチをしております。いま天神地区では「天神ビッグバン」が行政主体で実施されており旧ビルを解体し新しい基準のもとでビルが続々と建設されています。11月にはジャパネットタカタが本社業務を天神に移し約4000人のスタッフが移ってこられました。そして2022年の秋にはホテル・リッツカールトンも開業予定です。さらに近郊のマンションは年々高騰しています。


さて今年の初売りリサーチです。

天神地区はコロナ禍前と比べるとインバウンドの人たちはゼロで例年の50~60%の人出のように感じます。福袋に関して百貨店では大々的にアピールされていましたがテナント系ショップではほとんど見かけませんでした。セール品も30%オフがほとんどで時々40%を見かける程度でした。若い男女を除いてはおうちでゆっくりという方が多いのか主婦の方々は昨年同様街中では見かけませんてした。リサーチをはじめた20年前と比べると半分以下になっているのは間違いないと実感します。


博多駅地区は博多駅・阪急百貨店ともに天神地区よりも込み合っており賑わいを感じました。各テナントショップも大々的な値引きではなく30%オフを中心とした商品を大切にしたセールに落ち着いています。お客様もネットと実店舗の良さを比べて上手にお買い物をされているようです。

特に昨年よりアパレル業界でもSDGsを意識した企業が大小問わず多くなりました。無駄なモノづくり、低コストでの搾取的なモノづくり、売りたい一心でのエゴを中心とした企業の在り方は過去のものです。我社もメーカーとして「売るためのモノづくり」ではなく「幸せを感じてもらうモノづくり」に邁進したいと思います。


創業以来「進化する安心と定番」「進化するベーシック&トラッド」をモノづくりのテーマとしてきました。時代の変化をくぐりぬけトレンドであったものがあだ花が取れ人々に愛され長く着続けられたものがトラッドの中にはいっぱいあります。BDシャツ、チノトラウザース、ブレザー、トレンチコート、ピーコート、等々多種多彩です。


私も10年20年着続けているものはいっぱいあります。スリッポンなどは10回以上底を貼り替えて使ったり外着のスウェットも最後はパジャマに変わったり・・・ブルックスブラザーズのタキシードなどは20年以上着ています。また数年に一度友人に紹介された施設にコートやセーターを寄贈させていただいています。

我社は常に新鮮さを意識しアップデートしていくことに注意をはらっています。良質な素材と良質なパターンをベースとして過剰なデザイン・トレンドではなく絶妙なヒネリを加えてアップデートさせ一見普通に見えるものの中にも技術力が隠れている職人的なデザイン力を意識しています。

「心より愛するものと居続ける」「心より愛するものを着続ける」これこそ次世代のライフスタイルでありSDGsにつながるものでないかと思います。生活していく人々のライフスタイルをより良くしていくお手伝いが我々の大切にしなければならないことと常々思っています。

年末年始、事務所の内装工事とレイアウト変更を行いました。社長室もコンパクトにし大々的に断捨離をしました。同時にプライベートでも断捨離を行い背丈が近づいてきた孫に彼が着ている姿を想像し楽しみにしながらお洋服を整理してプレゼントしました。


昨年は私の書の師匠・井上一光先生が福岡市文化賞を受賞されました。古代文字をベースにクリエイトしていくのですが先生の的確な指導に学ぶことが多くプライベートの中でも高い比重で取り組ませていただいてます。1月4日に昨年できたばかりの西日本シティ銀行天神支店に行き井上先生の作品の前で大津支店長と一緒に写真を撮りました。ニューヨークで発表された感動の大作です。

今年はもう一度原点中の原点に帰り企画開発会社への道を歩むをモットーに全員体勢で挑戦してまいります。皆様にとって良き一年となりますように!!

一日一生、日々創造

​株式会社ボストンーナイン

代表取締役 川本元